1日たった10分でインサイドセールスの成果を上げる方法

InsideSalesPlus 編集部2024/1/15
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本記事では、インサイドセールスの成果を上げるために何をすべきか、それはなぜなのか、具体的にどんなアクションをすれば良いのかを解説していきます。皆さんの日々のアクションにもうひとつ加えるエッセンスとしてご覧いただけますと幸いです。

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結論


結論からお伝えすると、録音データを毎日聞くことです。もちろん聞いたことがある方はいると思いますが、重要なのは「聞き続けているか」ということです。現在では様々なツールの普及によって、通話の録音は多くの企業で可能になっていると思います。もしそういったツールや設備がない場合はツールを検討しても良いと思いますし(投資として決して悪くありません)、それでもすぐには導入が難しい、という方には後半でそのやり方について解説していきます。
 
この結論に至った背景は私自身の経験によるものです。Salesforce社では録音機能がなく、モニタリングといって実際に架電しているメンバーの横に座り、ヘッドセットを分岐してリアルタイムで聞いていました。※通話以外にもPCの使い方なども見るのですがそれは別の記事「メンバーサポートの答えは“精神と時の部屋”」で詳細にご説明します。
 
そして現職ではMiiTelを導入することで通話データの共有が非常に簡単になり、今回ご紹介するような運用が可能になりました。
 
また、個人的な取り組みとして10社以上の企業に対し、インサイドセールス覆面調査を実施していたことがあります。これは、事前にその企業から委託を受け、オペレーションなどを確認した上で架空の企業のWebsiteを立ち上げ、そこからリードを登録し、架電を受けて分析、評価をするものです。
 
その際に実際に見ていたポイントは以下の通りです。
・リード流入からファーストアクションまでの時間(自動返信を除く)
・ファーストアクションの内容
・接続するまでのアクション回数とその内容
・通話の品質(速度や抑揚、キーワードなど)
・通話のレベル(専門性や競合の情報、事例などの知識)
・クロージングまでの流れ
・クロージング後のフォロー
・全体のオペレーションレベル
 
こういった取り組みを複数していく中で見えたことは、事前のイメージと実際の現場には乖離があるということです。それは単に「想定よりもレベルが低かった」ということではなく、トレーニングもオペレーションも理想像をベースに設計され、マネジメント陣はそこが期待値となってしまうからです。
 
インサイドセールス個人としての課題は「自分が課題だと思った部分しか課題として相談できない」という構造的な問題、そして「弱点はひとには見せづらい」という精神的な問題です。これを解決するには実際の声を聞く必要があります。
 
 

実際の乖離ポイント

 

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