商談のアポイント調整において「日程調整ツール」を利用している方は多いことと思います。
候補日の手入力やダブルブッキングなどを回避し、アポイント調整のやり取りを効率化することができるのはもちろんですが、使い方次第では商談獲得数の増加にも大いに貢献するツールです。
・日程調整ツールを使って「楽になった」と感じているものの、肝心の商談数増加につなげられていない
・商談数を増やすためにどのような活用方法があるか分からない
そういった方に向けて今回は、実際に商談数増加につながった日程調整ツールの活用方法をご紹介します。
活用例1:顧客の熱量を逃さない!サンクスページでの自動アポイント獲得
一つ目は、Webサイトのサンクスページに日程調整のカレンダーを埋め込む方法です。
「資料ダウンロード」や「無料トライアル」などの申し込み直後にカレンダーを表示させて商談や面談を打診することで、製品/サービスへの関心が高まっているタイミングを逃さず、次のアクションへとつなげられます。
この手法は、株式会社ラクスライトクラウドで実際に効果を実証しています。
同社は「配配メールBridge」の日程調整機能 を活用し、無料トライアルの申し込み完了画面で日程調整カレンダーを表示。
これにより、顧客は検討意欲が高まっているその場で、営業からのアプローチを待つことなく商談を自ら設定できるようになりました。インサイドセールスの工数を削減しつつ、顧客にとってもスムーズな体験を提供しています。
ここで重要なのが、完了画面に「カレンダー形式」で表示するという点です。
同社で以前利用していた日程調整ツールではWebサイト上にカレンダー形式で埋め込むことができなかったため、日程調整のURLのみを貼り付けていたそうです。
カレンダー形式での表示に切り替えて以降は、月あたりの商談獲得数が121%にまで伸長したといいます。
活用例2:展示会での即時フォロー
二つ目は、展示会のアフターフォローにおける日程調整ツールの活用例です。
展示会でブースに来場されたお客様へのフォローは、会期終了後になりがちです。
しかし、お客様は多数のブースを回るため、数日後には印象が薄れている可能性があります。また、他社も同時期にフォローするため、連絡が埋もれてしまうことも少なくありません。
そこでおすすめしたいのが、ブースでのデモ実施後すぐに日程調整URLを記載したメールを送る方法です。
お客様の記憶が最も鮮明で関心も高いこのタイミングを逃さないことで、機会損失を防ぎます。
弊社の展示会担当チームは、「配配メールBridge」の日程調整機能を使い、ブース来場者への商談打診を実施しています。
▲展示会ブースでのデモ実施後にお送りしているメールの例
以前は、会期終了後の翌営業日以降にインサイドセールスが電話やメールでフォローしていました。しかし、週末を挟むとお客様の記憶が薄れ、他社からの連絡に埋もれるリスクがありました。
そこで直近の展示会では、デモ実施後すぐ、遅くとも当日中に日程調整URLを記載したメールを送付する運用を開始。お客様の記憶が最も鮮明なタイミングにアポ打診を行うことで、アポイント率が従来のおよそ3倍に向上しました。
活用例3:フォローメールの自動送信機能と組み合わせて、アポ獲得まで自動化
三つ目は、興味度合いの高いお客様へ、日程調整リンクを記載したフォローメールを自動送信する方法です。
弊社のインサイドセールスチームでは、毎週配信しているお役立ち系メルマガのリンクを「久しぶりにクリックした方」へ、日程調整リンクを記載したフォローメールを自動送信することで、安定的に商談を獲得できています。
久しぶりにクリックした方に限定している理由は、「再検討を始めたタイミング」である可能性が高いと考えられるからです。
(関連記事:アポイント率2倍の秘訣は「お久しぶりクリック」!休眠顧客の“本当のサイン” )
興味を持ったお客様への即時フォローを自動化できるため、営業の効率化が可能です。
まとめ
商談数増加につながる日程調整ツールの活用方法3選をご紹介しました。
日程調整ツールは「手間削減」だけでなく、使い方次第では商談や面談の獲得数増加にも大いに貢献するツールです。本記事でご紹介した内容が活用のヒントになりましたら幸いです。
日程調整ツールは数多く存在し、付帯する機能もサービスによってさまざまです。やりたいことを実現できる機能を備えたツールを導入し、ぜひ活用してみてください。
弊社が提供している商談獲得特化型ツール「配配メールBridge」では、本記事でご紹介した活用方法がすべて実現できる日程調整機能を搭載しています。
その他の機能に関する資料などもご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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